ロッテ小島和哉投手(25)が6回1失点の好投で、今季10試合目の登板、開幕から約2カ月半にしてようやく1勝目を挙げた。

好投しても、打線の援護がかみ合わず、苦しい日々。雨天中止などでの登板日変更も何度かあった。いろいろな言葉を口にした。

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「天気は自分では操れないので、うまく切り替えてというか、仕方がないことなので」

「内容的にもそこまで悲観するほど悪くはないとは思うので、はい。頑張り時だと思って」

「僕が勝てていないというよりも、僕が投げた試合で全部負けているので。僕の勝ち以上にチームが勝てるように勝つ確率を高められるような投球ができたら」

「(高校時代の甲子園の)仙台育英戦も180球ぐらいは投げて。僕的にはそんな100球にシビアになる必要はないと思っていて。120~130球まではいかないとと、僕の中では思っているんで」

「勝ちがないのはやっぱり、精神的にもちょっと大変な部分はありますけど、結局は自分が投げて物事が起こっているだけなので。自分の原因をしっかりと突き詰めて、徐々にやっていければ」

「げんかつぎですか? めちゃめちゃしてます。だいぶ家もきれいになりましたし。掃除とかめちゃめちゃして、とりあえず神頼みじゃないですけど、頼む~みたいな」

「数字に出ないですけど流れとかってやっぱり絶対あるので。僕も結局は点取ってもらった次の回にその点を取られて、流れを悪くしてるっていうのがあるので、そういうところを。悪い流れをうまく断ち切れたら、自分の成長にもつながると思います」

「頑張って耐える時も大事だと思いますし、ここで頑張っていけば後々今度は。今は野手があんまり打ててない時もありますけど、結局、僕も打たれた時に助けてもらった試合も去年もたくさんあったので。そこでチームスポーツでもありますし、お互いがうまく助け合っていければ」

自問自答と試行錯誤の日々が、ようやく報われた。【ロッテ担当=金子真仁】

▽井口監督(6回に勝ち越さなかったら小島続投だったか問われ)「やっぱり、勝たせたいというのがある。当然、チームの勝利が優先だけど、今日は真っすぐのキレも良かった」

▽レアード(6回に勝ち越しの中前適時打)「何とか小島を勝たせてあげたいと思っていた。彼のために貢献できて、チームも勝って良かった」

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