西武は佐々木朗希投手を最後まで打ち崩し切れなかった。スタメン5人がバットを短く持って打席に入った。先頭源田が初回から161キロを打ち返し、ノーヒットノーランは早々に阻止。さらに源田は出塁すれば2盗塁をマークし、足も使って突破口を開いたが、あと1本が出なかった。辻監督は「2ボールというカウントをつくれればいいんだけど。そこでは勝負球がくるから。そこが課題」と挙げた。

▽西武源田(佐々木朗に2打数1安打1四球2盗塁)「佐々木投手がクイックとかいろいろ工夫して、なかなかスタートが切れなかったんですが、試合前から連打は難しいという話もしていたので(盗塁を)狙っていこうと思っていた」

▽西武エンス(6回1失点の好投も4敗目)「相手は佐々木投手だったし、攻撃陣もなかなか点を取るのは難しい中で自分も長い回を投げ抜く気持ちでいた」

▽西武辻監督(4月3日以来2度目の対戦となったロッテ佐々木朗に)「フォークがいい高さのボール球なんだけど、ストライクに見える。それはやっぱりすごい。彼も進化してるからね。右バッターへのスライダーも、球種が増えてきている」

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