阪神湯浅京己投手(22)が、プロ初勝利から一夜明けた心境を明かした。「返しきれないくらい」連絡がきたという右腕は、甲子園での試合前練習後に取材に応じ「結構連絡が来て実感もわいてきましたし、やっぱりうれしい。本当に今までお世話になった方に感謝したいなと改めて思いました」と笑顔で振り返った。

腰椎疲労骨折など、長いリハビリ生活を経て、入団から4年目、通算31試合目で待望のプロ1勝目をつかみ取った。「初勝利は特別なものだと思う。リハビリの時とかをヒーローインタビューのときに思い出したりしましたし、いろいろ改めて振り返ることができました」。両親には自ら電話したといい「『おめでとう』って言ってくれてましたし、ボールも両親にあげたいと思うんで、今後も改めてあった時に渡すという話をしました」と明かした。

湯浅は24日の中日戦で、先発青柳が同点打を許した直後の8回1死二塁のピンチで登板し、好フィールディングをみせるなど無失点に封じ、その裏の攻撃での勝ち越しの流れを引き寄せた。

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