日本ハム新庄剛志監督(50)が、待望の姉孝行を果たした。

24日ソフトバンク戦の試合前練習見学に、2歳上の姉真由美さんらを招待。新庄監督のほうが「もう、うれしくて」と、大感激した理由があった。

真由美さんは髪が抜け、筋肉が収縮、肌が黒くなる指定難病と闘っている。一時は自力歩行も困難だったという。転機となったのは20年の12球団合同トライアウト。「オレがトライアウトを受けるってなって、その情報を聞いて段々、段々、体が回復というか、歩けるようになってきて」。新庄監督の懸命にチャレンジする姿が、何よりの薬になった。

真由美さんは野村佑希内野手(21)のファンで、記念撮影するなど楽しんだという。新庄監督は「何十万人に1人か2人の難病で、治ることはない。けど昨日、顔を見たら、治りかけているんじゃね? っていう。奇跡というか。すごいうれしい」と大喜びした。

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