DeNAが阪神に連勝し、首位を独走するヤクルトの6月中のマジック点灯を阻止した。

10安打の阪神を下回る5安打で4得点を挙げ、リリーフ陣がリードを守って、守護神山崎が15セーブ目で締めた。

この日、ヤクルトに連敗した広島の自力優勝が消滅。残るはDeNAのみの現状に、三浦監督は「自力優勝どうこうってよりも、まだまだ借金が減ってないんでね、1個ずつ減らしていくということは変わらずです。そこを目標にね、減らすしかないんで、やっていくしかないんでそこからです」と話した。

▼マジックメモ 広島の自力Vが消滅。セ・リーグでヤクルト以外に自力Vの可能性を残すのは、DeNAだけとなった。DeNAが阪神に勝ったため、ヤクルトの優勝マジック点灯は最短7月1日に延びた。史上初となる6月中のマジック点灯はならなかったが、2リーグ制後の最短M点灯日(65年南海の7月6日)を更新する可能性を残す。1日の点灯条件はヤクルトが30日広島戦、1日DeNA戦に○○か△○で無条件。DeNAの30日阪神戦の結果によっては別の条件も発生する。

 

▽DeNAソト(同点の4回無死満塁から決勝の犠飛)「積極的にいこうと思った。勝利に貢献できたことに満足しています」

▽DeNA山崎(15セーブ目を挙げ、今季初のお立ち台に)「またこうして、こういう景色を見られて、またクローザーに戻れて、本当に良かったです」

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