町を挙げて、球宴を盛り上げる。「マイナビオールスターゲーム2022」第2戦は7月27日午後6時半より、愛媛・松山の坊っちゃんスタジアムで行われる。「松山マドンナ大使2022」の中井七愛さんが4日、東京・築地の日刊スポーツを訪問。松山でのオールスター開催をPRした。

松山での開催は、02年、12年に続き10年ぶり3度目。地方開催としては史上最多となった。松山市のみならず、愛媛県全体での誘致活動の成果でもある。今回の特徴は、試合当日だけでなく、町全体でオールスターを楽しめること。既に100日前イベントで県庁にボール型ドームが登場した。さらに「えひめオールスターウイーク」と題し、23日から市内各地でオールスターに関連したイベントが開かれる。松山がオールスターゲーム一色となる。

中心部の大街道商店街に特設エリアを設置。野球で遊べるボールパークや応援会場がつくられる。野球伝来150年とオールスター歴代ポスターの展示なども行われる。試合当日は、12球団マスコットによる市内パレードも計画されている。球場正面にはレッドカーペットが敷かれ、その上を選手が入場。子どもたちが間近でスターたちを見られる。町の雰囲気づくりから球場での演出まで、メジャーのオールスターを意識したつくりとなっている。

そんな松山へ、ようこそ-。松山マドンナ大使の中井さんは「オールスターの応援で疲れた体は、ぜひ温泉で癒やしてください。松山の温かさを感じていただけると思います」とニッコリ。お勧めの温泉を聞かれると「何と言っても道後温泉です。今、道後では『道後オンセナート2022』という芸術祭が開かれています。アート、温泉、人。日常で楽しめる空間となっています」とアピールした。オールスター開催を機に、野球にも興味を持ち始めたという中井さん。松山への来訪を呼びかけた。