「ハマのフェラーリ」の本領を発揮した。

DeNA森敬斗内野手(20)が、中日のR・マルティネスから計13球のけん制球を受けながら、二盗を決めた。

1点を追いかける9回無死一塁から代走で起用。大和の打席では計11球のけん制球をもらって、フルカウントから再三スタート。大和が二飛に終わると、代打楠本の打席で2球けん制球の後、1ボールからの2球目に二盗を決めた。

1死二塁から楠本が遊ゴロ、代打戸柱が見逃し三振に倒れ、チームの連勝は4でストップ。対中日戦の連勝も6で止まったが、今後につながる盗塁だった。

三浦大輔監督(48)は「そのためにあそこで代走出しているわけですから、ああいうスチールも自信につなげてもらえればと思います」と評価した。

【ニッカン式スコア】19日の中日-DeNA戦詳細スコア