西武増田達至投手(34)は8月上旬の1軍復帰の見込みとなった。今季、防御率1・09、22セーブと安定感抜群の投球を示してきた守護神。好調投手陣を支えてきたが、13日に新型コロナウイルスの陽性が判明し、戦線を離脱していた。

増田不在の期間は、クローザーに水上由伸投手(24)が抜てきされる可能性も浮上。平良海馬投手(22)が3試合連続失点と、調子を崩している状況もある。防御率0・69で、球宴にも初選出された2年目右腕。辻発彦監督も「俺に『頑張りましょう』『悩みとかあるんですか』とか言うんだよ。水上なんか最高に楽しいよね」と笑う。緊迫感ある状況を楽しめるハートを備える。23日にも同点の9回に登板し、無失点に抑えていた。指揮官は「そういう性格なんだろうね。あいつのいいところ。動じずに攻められる気持ちが、意外とそういうところに合うのかな」と期待を込めた。

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