ロッテ山本大貴投手(26)とヤクルト坂本光士郎投手(27)の交換トレードが29日、両球団から発表された。

山本貴は球団を通じ「正直、ビックリしました。必要としていただいての移籍ですので、このチャンスを生かすことができるように頑張りたいと思います」とコメントした。

札幌市出身の山本貴は北星学園大付(北海道)から三菱自動車岡崎を経て、17年ドラフト3位で入団。独特なフォームからのカットボールなどを武器にする左腕で、1年目に1試合、20年には12試合に登板したものの、昨季と今季ここまでは1軍登板がなかった。

「プロ初登板した際にスタンドから声援をいただき、これがプロかと感動したのを覚えています。応援に応える投球がしたいといつも思いながら練習に励んできました。感謝の気持ちでいっぱいです」とロッテファンへの感謝の気持ちを口にした。

◆山本大貴(やまもと・だいき)1995年(平7)11月10日、北海道生まれ。北星学園大付では1年夏からベンチ入り。三菱自動車岡崎を経て、17年ドラフト3位でロッテ入団。18年10月10日日本ハム戦でプロ初登板。今季2軍では27試で2勝1敗6セーブ、防御率2.87。182センチ、90キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1000万円。