10歳差の“田中対決”は完敗だった。日本ハム先発の田中瑛斗投手は5回6安打3失点で自身2連敗。3四球全てが失点につながった。「チームに良いリズムをもたらす投球ができず、申し訳ない気持ち。要所で甘いボールを1球で仕留められ、自分の甘さを痛感した」。

百戦錬磨の楽天田中将とは対照的な結果に終わり「出直して来ます」と、再起を誓った。

○…2年目の古川裕が、9打席目でプロ初安打を放った。7回2死走者なしから、楽天田中将のスライダーを右前へ運んだ。「やっと出たなという思い。素晴らしい投手から打てたのは自信になる」。一塁ベースに到達すると、控えめに右拳を握った。上武大から20年ドラフト3位で入団。記念球は両親へ贈る予定で「どんどん安打を積み重ねていきたい」と飛躍を期した。

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