ソフトバンクは30日、武田翔太投手(29)が前日29日に佐賀市内の病院でMRI、エコー検査を受け、右肘内側側副靱帯(じんたい)の炎症と浅指屈筋の軽度の肉離れと診断されたと発表した。先発した27日の日本ハム戦(札幌ドーム)の4回開始前の投球練習中に右肘の張りを訴え、緊急降板していた。31日からリハビリ組に入る。競技復帰までの期間は未定。斎藤投手コーチは「2週間くらいノースローという診断。ちょっと厳しいかな」と見通しを示し、今季中の復帰は絶望的な状況になった。今季は10試合に登板し2勝1敗、防御率2・57だった。