1軍復帰した金子侑司外野手(32)が追加点を演出した。

この日、昇格して即「1番レフト」でスタメン。1-0と1点リードの3回先頭。日本ハム・ポンセの145キロ直球に振り負けなかった。打球は右中間を抜け、俊足を飛ばして三塁打とした。

球場のボルテージを高めると、続く源田が右中間への適時三塁打を放ち、悠々と生還した。さらに森が中犠飛を放ち、2点が追加された。

5回にも左前打を放ち、2安打。リードオフマンの役目を果たした。

金子は5月20日日本ハム戦で右太もも裏の肉離れ。8月2日に1軍復帰を果たしたが、翌3日に再び同じ箇所を痛め、回復に励んでいた。低調な打線の起爆剤として期待され、この日に昇格した。3回の守備でも前方への飛球をスライディングキャッチしていた。

金子は「緊張した。でも期待して起用してもらったと思うので何とか期待に応えたいという気持ちだった」と振り返った。

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