日本ハム新庄剛志監督(50)がBIGBOSSからの改名する理由は「チャラい」から?

試合後の本拠地最終戦セレモニーのスピーチで「今シーズンを持って、BIGBOSSのユニホームを脱ぎます。ありがとうございました」と、あいさつすると、場内は静まり返った。その後、ユニホームを脱いで新たに「SHINJO」と書かれたユニホームで再登場して来季続投を発表。BIGBOSSの名称は今季限りということが、自身のインスタグラムで“匂わせ”ていた「ご報告」の1つだった。

セレモニー後にBIGBOSSはシーンとなった場面を振り返って「(ファンから)『え~』って言ってって思って。あれ? そうでもないの? って。さぁ考えていたことを切り替えないといけないと思って(笑い)。慌てて切り替えました」と苦笑いした。

来季は「BIGBOSS」ではなく「新庄剛志」で勝負する。「ビッグボスのユニホームを脱ぐというのは寂しさとかいうより、真剣勝負。来年、“新庄剛志”でいきたいなという気持ちがある。ビッグボスって…チャラい(笑い)。でも、いいんです。来年ね、もうチャラけられないから、『船長』にしようかなぁ、『新庄』にしようかなぁって悩んだんですけど『新庄』でいきます」と、最後は船長と新庄の2択から、本名の新庄を選択した。

現役引退した06年以来となる、SHINJOユニホームで23年は勝負する。「引き締まりますよ。新庄監督…」。ここで、脳裏に浮かんだのは、今季の試合中にリクエストをした際に流れる「ビッグボスからリクエストがありましたので…」というアナウンス。各球場でどよめきと笑いも起きていたが、BIGBOSSは「意外とね、恥ずかしかったんですよ。リクエストの時。ビッグボスからリクエストがありますって。恥ずかしいやん、やめてやって感じでしたからね(笑い)。来年から新庄監督からーってなるから。ちょっとクスっと笑ってたでしょ、みなさんも。最後の方は慣れていたけど」と、苦笑いで振り返っていた。

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