西武鈴木将平外野手(24)がスリム化し、松井野球にフィットしていく。

昨オフは78キロだった体重は、現在85キロ。再び80キロ前後に絞っていくイメージでいる。「(松井)稼頭央さんも足は使いたいと思う。そこにマッチできるように仕上げていきたい。今年はデカくなって走れなかった」。もともとは持ち味だった走力を取り戻す。足を絡めた攻撃を目指す松井野球に欠かせない存在を目指していく。

体を引き締め、打撃技術のレベルアップも求める。今季は58試合で打率2割5分。力強く振るより、球に合わせて、バランスを意識したスイングの方が自らに合っている。そう気づけたのも今季の「大きな成長」だ。「もっと粘れたり、多少ポイントがズレても、ヒットが打てるように」。打席での対応力を高め、ヒットメーカーとしても成長を遂げる。

レギュラー獲得には、よりアピールも求められる。ドラフトでは1位で同じ外野手、左打ちの早大・蛭間が指名された。鈴木は「もっと活躍して、今以上にもっともっと打って存在感を出せるように」と力を込めた。

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