日本ハムの投手コーチに就任した球団OBの建山義紀氏(46)が1日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で就任会見に臨んだ。今季は解説者としてBIGBOSS野球を見てきた建山氏は「正直、新庄さんの下でやるピッチングコーチは大変だと思うんですよね」と話すと、同席した新庄剛志監督(50)もニヤリ。「しっかりコミュニケーションを取りながら。もちろん最後に決めるのは監督。しっかりディスカッションしながらやりたい」と抱負を述べた。新庄監督からは「建山くんの(投手陣の)ポジショニング。もうだいたいイメージできてるよね?」と、どう投手陣を適材適所で起用していくかを期待された建山氏は「ある程度は」と答えた。

◆建山義紀(たてやま・よしのり)1975年(昭50)12月26日、大阪府生まれ。東海大仰星では上原浩治(レッドソックス)と同級生だった。甲賀総合科学専門学校-松下電器(現パナソニック)。98年ドラフト2位で日本ハム入りし、04年最優秀中継ぎ。10年オフに海外FA権を行使して米レンジャーズへ。ヤンキースを経て14年6月に阪神へ移籍し、同年限りで現役を引退した。メジャー通算53試合で3勝0敗1セーブ、防御率5・75。日本通算446試合で35勝43敗27セーブ、防御率3・43。

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