日本ハムからトレードで加入した阪神渡辺諒内野手(27)が13日、初めて三塁でシートノックを行った。あいにくの雨となった第3クール4日目。室内では、内野手だけでシートノックを行った。二遊間争い候補の渡辺諒はいつも守る二塁から、佐藤輝明内野手(23)、板山祐太郎外野手(28)とともに三塁へ就き、打球をさばいた。

12日には岡田彰布監督(64)が三塁レギュラー筆頭候補の佐藤輝に“ダメ出し”していた。就任当初から三塁の固定起用を示唆していただけに「一応、そういう予定やったけどな(笑)。今日の動き見とったら分からへんわ、おーん。いや分からん分からん、ホンマに。(本人が)『これじゃあかん』と思うと思うよ、俺は。守備でも1人、目立つやろ。シートノックしてても、動きが目立つ。そんだけ違うということよ」と指摘していた。渡辺諒が三塁を守ったことで、定位置争いが激化しそうだ。

室内で行われた内野手のシートノックの位置は以下の通り。

一塁 大山、小野寺

二塁 熊谷、北條、中野

三塁 佐藤輝、渡辺諒、板山

遊撃 木浪、小幡、高寺

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