オリックス本田仁海投手(23)が27日、1700万円アップの2200万円(金額は推定)で契約更改した。

今季の本田はリリーフに転向し42試合に登板。プロ初勝利を含む2勝3敗、2セーブ、14ホールド、防御率3・50をマークした。「よく頑張ってくれたといっていただき、しっかり評価してもらいました」と納得の表情。初の救援で戸惑うことも多かったが、毎日登板の準備をすることなどを含め「楽しんでできました」と話す。日本シリーズでも3試合に登板した。「緊張した場面で投げさせてもらい、すごくいい経験ができました」。今後に生かせると目を輝かせた。

来季も救援で勝負する。「4年間先発で結果が出なかったが、リリーフで結果が出せた。個人的には8回を任されるようになりたい」とセットアッパーに名乗りをあげた。同学年の西武・平良が目指す投手像。「ずっと8回に投げてきて安定感がある。その位置で僕も投げたいと」。そのために、フォークなどの変化球を磨くのが今後のテーマのひとつ。来季は勝利の方程式に食い込んでみせる。

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