西武渡辺勇太朗投手(22)が29日、埼玉・所沢市内の球団事務所で、契約更改交渉に臨み、150万円ダウンの850万円でサインした。

4年目の今季は3試合で1勝1敗、防御率6・08と不本意なシーズンだった。「全体的によくない1年だった」。ダウン提示も当然として受け止めた。秋からは筋肉量を上げることに力を注ぐ。もう1度、体を作り直してフォームを固める。

オフの自主トレは高橋と一緒に過ごす。「(高橋)光成さんはエース。ずっと2ケタ勝っている投手。そういう人が何をしているのか」。エースから学べるものをすべて吸収する。成長の糧とする。

ドラフト1位の早大・蛭間拓哉外野手(22)は浦和学院の同級生だ。21日には一緒に母校に足を運んだ。担任の先生も含め、思い出話に花を咲かせた。同時に2人で「頑張ろう」という気持ちも高まった。「4年ぶりにプロ野球で、同じチームでできる。刺激にもなる。楽しみ」と語った。(金額は推定)

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