DeNA大貫晋一投手(28)が、自身初の開幕投手へ名乗りを上げた。

今季は先発陣で唯一、開幕からローテを守り抜き、自己最多の11勝(8敗)を挙げ、防御率2・77。横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3020万円増の8800万円でサインした。「来年こそ開幕投手に立候補したいなと思っています。今までそんな勇気もなかったですけど、自信もついてきたので、言ってもいいのかなと」と明言した。

目指すからには、野球人としても高みを求める。12月は、浜口とともに米国で自身初の海外自主トレを敢行。心技体でのレベルアップを図る。「1年間、先発を回れる人が立つべきだと思いますし、チームを引っ張っていけるような人間」と、自身が掲げる理想の開幕投手像へと近づく。「チームとしては優勝しかないですし、個人としては規定投球回に到達できるように」。会見後、手に持った「豆苗」にも力がこもった。

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