西武の本田圭佑投手(29)と水上由伸投手(24)の「H&M」が、リリーフから先発に転向した平良の穴を埋める。

平良の年俸1億7000万に比べ、年俸はそれぞれ3000万と4000万とお手頃。それでいて、試合数は45と60、防御率は1・97と1・77と“品質”はばっちりだ。

松井監督は「本田は素晴らしい結果を出してくれて、自信になったと思う。水上はどの場面、展開でも投げてくれると思う」と期待を込めた。森脇(M)も含め、来季リリーフ陣の中心となるイメージを高めた。

本田は長く2軍で先発として下積みし、今季は新たな役割となった中継ぎでブレークした。2年目の水上は強いメンタルで中継ぎ陣を支え、今季は新人王を獲得した。平良の抜けた来季のブルペン陣を、「H&M」が全力で支えていく。

○…渡辺GMは獲得を目指していた日本ハム近藤がソフトバンクへの移籍を決断したことを「しょうがないよね。こればっかりは」と受けとめた。外野は誰もレギュラーが決まっていない補強ポイント。クリーンアップも任せられる新外国人の獲得を目指し、補強を進めていく。