日本ハム上沢直之投手(28)が4日、札幌証券取引所で開かれた大発会に出席し、取引開始を告げる「札証の鐘」の打ち初めを行った。

登壇して行ったスピーチでは「エスコンフィールド北海道が開業し、世界一のスタジアムで優勝に向かって進んでいきたい。スポーツの力で北海道の元気を生み、北海道経済がよりよい方向に向かっていけば」と語った。

「久しぶりに自分の心臓の音が聞こえました」と話すほどの緊張に襲われた2分半のスピーチは、自ら原稿を考えて頭に入れてきたという。自己評価は「かんじゃったり止まったりしたので、50、60点。今度はすらすらと話したい」と語った。

年始は北海道神宮へ初詣に訪れ、引いたおみくじは末吉だった。来オフのメジャー挑戦を目指している上沢にとって今季は勝負のシーズンになる。おみくじの「争い事」に書かれていた内容は吉兆を感じさせたといい、「末吉にしては前向きな言葉が書いてありました」。神秘なパワーも飛躍の糧にするつもりだ。

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