ヤクルトから選出されたWBCバッテリーを元監督の古田敦也臨時コーチ(57)が激励した。

沖縄・浦添キャンプ第2クール2日目の6日、防具を着け、マスクをかぶり、座ったブルペンで高橋奎二投手(25)が投じた8球を受けた。

「WBC球でちょっと普段の投球と比べ違和感があったような感じはした。ただ(昨年11月の)強化試合は非常に良かったのであと1カ月調整して、日本のために頑張ってくれると思う」と感想を述べた。高橋は初体験に「光栄です」と笑顔。一方で「良いボールはあまり行かなかった。簡単に捕られたのでちょっと恥ずかしい」とも話した。

ヤクルトで同じ背番号27を受け継いだ中村悠平捕手(32)には国際大会のリードについてアドバイスを送った。中村は「企業秘密」と語ったが、古田臨時コーチは少しヒントをくれた。

「日本人も外国人もあまり変わらない。人ってこう攻められたら、ここを意識して違うことをやる。リードとはそういうこと」と語り、「中村はベテランの域に入って抑え方もだいぶ分かっているはず」と太鼓判を押した。中村は「背中を押してもらっている気がする」と力に変えた。【三須一紀】

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