阪神板山祐太郎外野手(28)が2本の二塁打で存在感を示した。

紅組の5番右翼で出場すると、3回2死から桐敷のアウトコースのボールを逆らわずに左翼線へ。さらには5回2死の場面で馬場のフォークを右翼線に運んだ。大満足の結果のはずだが、外野の一角に割って入ろうと必死のプロ8年目は「これからも継続してやっていきたい」と白い歯を見せることはない。

岡田監督はその打撃を高く評価している。7日の練習では板山を身ぶり手ぶりで直接指導。軸足(左足)の向きをアドバイスされた。板山も「練習の中でも強い打球がいっている」とその効果を実感する。ただ、ここで満足するわけにはいかない。「僕の立場では今日1試合出たからいいというわけではない。自分の持ち味っていうのをアピールしていきたい」。最後まで笑顔は見せなかった。

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