中日は24日、沖縄・読谷2軍キャンプを打ち上げた。片岡篤史2軍監督はキャンプMVPに、21日から1軍に昇格した2年目ブライト健太外野手(23)を指名。「ドラフト1位というプライドを投げ捨ててやった結果が、成績につながっていると思う」と話した。

2軍キャンプスタートだったブライトは、キャンプ中盤に中村2軍打撃コーチの指導でオープンスタンスにフォームを矯正。2軍練習試合2試合で4本塁打を放った。1軍昇格後の23日の阪神練習試合(北谷)では、阪神エース青柳から初回初球を右翼ポール際に飛ばす本塁打を放つなど、猛アピール。立浪監督の1軍レギュラー構想に食い込む活躍を見せている。

また昨季途中に異例の投手転向した根尾も2軍で打ち上げ。片岡監督は「彼はドラフト1位で入ってきて、同じ学年の大卒選手が今年入ってきた。自分が今、思い通りにいかないもどかしさの壁に当たっている」と明かした。沖縄では実戦登板はなかったが、3月3日からの教育リーグ阪神3連戦(ナゴヤ)中での実戦登板を示唆した。

2軍キャンプでフリー打撃は再開したもののリハビリ組で終えた石川昂については「3月から4月に実戦復帰できれば」と、戦列復帰へ向けての方針を明かした。

【関連記事】中日ニュース一覧