阪神板山が好調をキープした。オリックス戦に「6番右翼」で先発。1回2死満塁で山岡から左前に先制の2点タイムリーを放った。

「いいピッチャーから打っているのは自信になる。結果を残さないといけない立場なので、引き続きやっていきたい」。3回にはシュウィンデルの右飛を好捕。途中から一塁も守った。2月25日ヤクルト戦では右中間本塁打でアピール。開幕右翼の本命はドラフト1位森下で、さらに結果を残す必要がある。「森下とか注目されていますけど、自分はできることを積み重ねていく」とワンプレーに集中する。

○…セットアッパー岩崎が今季初実戦で1回無安打無失点の貫禄ピッチだ。4回から2番手として登板。先頭ゴンザレスから141キロ直球で見逃し三振を奪うと、続く宗を二ゴロ。最後は若月を三ゴロと危なげなかった。昨年は投げていなかった「ツーシームみたい」というチェンジアップも試投。「これからオープン戦で投げてみて扱えるかどうか」と段階を進めた。岡田監督はブルペンの柱である左腕に「暖かいうちに投げさそう思った」と試合序盤の舞台を用意。「今日見たら本人なりに開幕に合わせているというか、そういう感じには見える」とうなずいた。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>