楽天則本昂大投手(32)が先発して5回2/3を6安打2失点と、試合を作った。

1回先頭の野口に左前打を打たれたが、続く西野を二ゴロ併殺打に打ち取るなどテンポの良い投球を披露した。4回無死一、三塁から内藤に右翼へ適時二塁打を浴びて先制点を献上。続く太田の遊ゴロの間に1点を失い、計2失点。「中盤、うまく出力が出せなかったところがあった」と反省した。

失点した4回は直球の球速が145キロ前後だったが、以降はギアを入れた。体全体を使って投げるイメージを再確認。5回2死走者なしで西野を152キロの直球で遊ゴロに打ち取ると、6回1死走者なしでは、内藤を155キロ直球で見逃し三振。今季最速をマークした。本拠地開幕戦となる4月4日西武戦(楽天モバイルパーク)へ向けて、手応えをつかんだマウンドとなった。「やりたいことはできていると思う。まだ物足りない部分はありますけど、ケガもなく来られているので、いいかなと思います」。順調に段階を踏み、シーズンに向かっていく。

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