オリックス宇田川優希投手(24)が、本拠地開幕で侍チームメートを斬る。

4日に3連勝を飾ったソフトバンクを京セラドーム大阪に迎える。WBCでは近藤や甲斐ら4人の侍戦士とともに戦い、世界一を達成。昨日の友は今日の敵だ。「一緒にやってきたので、やっぱり打たれたくないという気持ちは強いと思う。多分気持ちも変わるので、そこで状態が上がってくればベストかなと思う」。試合となれば遠慮せず、真っ向勝負で勝つつもりだ。

開幕カードとなった西武戦(ベルーナドーム)では2試合に登板。3月31日の開幕戦では、6回1死一塁でマウンドへ。侍ジャパンの同僚山川を迎え、空振り三振に打ち取った。WBC球からの対応に「まだ自分の真っすぐが投げられている感じがしない」と難しさを感じているが、かつての仲間との対決はモチベーションになる。