阪神石井大智投手(25)は試合後、反省の言葉が口を突いた。「ほんとに申し訳ないことをしてしまった。頌樹(村上)に勝ちをつけられなくて申し訳ない」。ドラフト同期右腕の奮闘に応えられなかった悔しさがにじみ出た。

先発村上頌樹投手(24)が7回までパーフェクト投球。その後を継いで、8回から2番手で登板した。ただ、先頭岡本和への初球、左翼への同点ソロを浴びた。

ベンチに帰ると村上から「落ち込まないでください。次、僕が迷惑かける番なので」と声をかけられた。その言葉に、どれだけ救われたことか。「頌樹もそう言ってくれたので、切り替えて、明日しっかり抑えられるように準備したい」。リベンジの一戦はすぐにやってくる。

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