広島が今季3度目のゼロ封負けを喫した。DeNA先発今永、抑え山崎の前に三塁すら踏めず、今季初先発で8回途中まで1失点と好投したコルニエルを援護できなかった。試合後の広島新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-8、9回と先頭は出したが

新井監督 今永はエースですからね。うちの打線も捉えた当たりもあったんですけどね。

-今季初先発のコルニエル投手は好投した

新井監督 向こうがエースということで、何とかロースコアに持ち込みたいなと思っている中で本当にナイスピッチングだった。ファームからもずっとコル(ニエル)の状態はすごくいいと聞いていましたし、いいものを見せてくれたと思います。次、彼が投げるとき、今度は野手が援護してあげたいなと思います。

-コルニエル投手は8回は2死まで引っ張った。乗り切って欲しいという思いか

新井監督 あそこまでいい投球をしていたので、点を取られるまではコルに預けたという気持ちだった。点を取られたのですぐに矢崎に代えましたけど、あそこは点を取られるまではコルに任せたと。

-今後に期待を持てる内容

新井監督 本当にいいものを見せてくれましたね。初登板で緊張もあったと思うけど、昨年の教育リーグからずっと先発として取り組んできて、変化球の精度が上がっているし、黒田さんから教えてもらったツーシームも良かった。本当にナイスピッチングだったと思います。

-今季初登板だった矢崎投手も8回2死一、三塁と難しい状況での登板となった

新井監督 彼は昨年の経験もありますし、今年初登板でしたけど難しい場面でしっかり抑えてくれました。ナイスピッチングだったと思います。

-試合前に数選手を入れ替え。小園選手は2軍で実戦打席に多く立つ意味合いか

新井監督 もちろん。現状だとなかなかスタメンで出られないので。彼はこれからの選手なので、そうなるとファームでしっかり試合に出て、力をつけてもらいたいという判断です。