阪神がセ5球団との対戦を終えた。19試合で10勝8敗1分けの貯金2。22日には村上頌樹投手(24)がプロ初完封を挙げるなど、新戦力が登場している投手陣が奮闘する一方、チーム打率2割2分5厘はリーグ5位と低調だ。この日も5安打1得点で接戦をものにできなかった。

岡田彰布監督(65)は試合後、目覚める気配のない打撃陣を嘆いた。「出えへんな、ほんまに1本が」とぽつり。この日スタメンの佐藤輝明内野手(24)は打率1割7分5厘、梅野隆太郎捕手(31)は打率1割2厘と1割台が2人並ぶ現状に「あまりにもな、1割台とかあまりにも悪すぎるやん、そんなのは。今年は他のチームも(1割台が)おるけどな、何人か。そこまでカバーしきれんわな」とうつむいた。

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