阪神村上頌樹投手(24)が8日、セ・リーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」3・4月度の月間大賞に選ばれた。

今季から始まったセ・リーグの公式表彰。公式記録員が各試合で勝利にもっとも貢献した選手を選出する。球団ごとに一番多く選出された6人がノミネートされ、レジェンドOB6人(ヤクルト宮本慎也氏、DeNA佐々木主浩氏、阪神鳥谷敬氏、巨人高橋由伸氏、広島前田智徳氏、中日川上憲伸氏)が月間大賞を選ぶ。

この日、都内で選考会が開かれた。ヤクルト村上、DeNA関根、巨人中田、広島秋山、中日岡林も候補に挙がる中、栄えある初代大賞には、7回パーフェクトを含む4試合で2勝0敗、防御率0・00の阪神村上が満場一致で選ばれた。

多数決の札を挙げる前、議長を務めた佐々木氏が「今回はパッと決まるんじゃないでしょうか。インパクトがある選手がいますから。どうですか」と問いかけた。これに対し、川上氏は「僕も佐々木さんと思いは一緒じゃないかと」と呼応。ただ、前田氏は「僕は悩んでます」と明かした。

ふたを開ければ、6人全員が阪神村上だった。前田氏はDeNA関根と悩んだという。佐々木氏は「首位だしね。そこはあったと思います」と応じた。

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