エースの意地だ! 阪神青柳晃洋投手(29)が投打の大車輪で42日ぶりの2勝目を挙げた。

粘りの投球で8回途中3失点。打っては2回に逆転の2点打を放った。3月31日の開幕戦以降白星に見放されたが、阪神の投手では1996年(平8)の川尻哲郎以来27年ぶりの勝利投手&逆転V打で大貢献。チームはDeNAとの首位攻防第1ラウンドを制して1ゲーム差に迫り、13日も勝てば同率で3週間ぶりの首位に返り咲く。

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▼阪神青柳が8回途中3失点に抑え、打っては2回に自ら逆転打を放って今季2勝目を挙げた。阪神投手のV打&白星は22年6月2日西武戦(甲子園)のガンケル以来だが、逆転V打&勝ち投手は、96年7月3日中日戦(甲子園)での川尻哲郎以来、約27年ぶりだ。この試合で川尻は今回の青柳と同じく1回に先制点を許したが、2回2死満塁の好機に中日先発の内藤尚行から左前に逆転の2点タイムリー。続く和田豊にも適時打が出て、内藤をKOした。波に乗った川尻は7回途中2失点。6-2で快勝し、5勝目を挙げた。

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