西武打線が楽天滝中にノーヒットノーラン寸前まで封じられた。

9回1死から代打の平沼翔太内野手(25)が安打で屈辱を阻止したものの、これがこの日唯一の安打だった。

4番の中村剛也内野手(39)は四球、中飛、空振り三振、右飛だった。滝中の印象としては「変化球をうまく使って抑えられたって感じですかね。カットボールが真っすぐの軌道に近くて、そこで先に当たったり、ゴロになったり」とコメント。チーム全体が特に中盤以降に苦戦したカーブについては「あれがゾーン内にしっかり決めてくるんで、なかなかあれを打ちに行くのって難しくて。めっちゃ遅い。難しいです」と振り返った。

鈴木将平外野手(24)は前日3安打の活躍を見せたものの、この日は内野ゴロ3つに抑えられた。「カーブが目線外しで。他の球が全部真っすぐ系で似てるので、カーブのポーンと抜ける感じがひとくせあるかなって感じがします」と印象を話し、「そこを手を出しに行く選手と捨てる選手、両方いると思いますけど、今日はいい具合に決められちゃったなという感じです」と振り返っていた。【金子真仁】

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