ヤクルトが“W神様”の活躍で、連敗を12で止めた。

“村神様”村上宗隆内野手(23)が1回の先制適時打に続き、3回は左翼席に10号2ランを運んだ。今季初スタメンの“代打の神様”川端慎吾内野手(35)は7回に中前適時打を放つなど、3安打1打点でチームをけん引した。

ヤクルトの白星は5月14日の中日戦以来、18日ぶり。苦しみ続けた昨季のセ・リーグ王者が、ようやく大きな白星をつかんだ。

村上は「打ったのはカットボール。強引にいかずしっかり押し込めました。追加点が取れて良かったです」と話した。

試合前時点で打率4割2分9厘の川端は「3番DH」で今季初スタメン。3番でのスタメンは18年10月4日阪神戦(甲子園)以来、5年ぶりだった。7回2死満塁から中前適時打を放つと「追加点が欲しい場面。形は何でもいいので必死に食らいついた」と言った。