途中出場した阪神小野寺暖が、バットで存在感を示した。

7回の左翼守備から途中出場。9回1死二、三塁で左前へ2点適時打を放ち、これが今季初適時打となった。8回の守備では自らのミスから三進を狙った浅村を、好送球でなんとか三塁タッチアウトに仕留めた。「1本出てよかったけど、守備は反省したい」と語った。

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阪神ミエセスがダメ押しの4号ソロを放った。

3点リードの7回に楽天津留崎の直球を捉え、中堅右へ放物線を描いた。ダイヤモンド1周時は恒例の“ギャルピース”でナインをもり立てた。10日ぶりの本塁打に背番号55は「最初の打席からいい感覚だった。これからもしっかり準備しながら、1日1日つづけていきたい」と振り返った。