ビーズリー、目指せメッセンジャーの再来!

阪神のビーズリー投手が、来日初先発する。1軍戦登板11試合はすべて救援。阪神の来日1年目外国人投手が、リリーフ登板を経て初先発した試合で初勝利を挙げれば、10年のメッセンジャー以来だ。

この年のメッセンジャーは、今季のビーズリーと全く同じく、開幕から11試合で救援登板を続けた。ところが4月15日巨人戦で坂本勇人に満塁本塁打されるなど、結果を出せずにいた。

縦の変化を生かすよう意識し、2軍でフォームを矯正。1軍復帰登板となった7月11日横浜(現DeNA)戦で6回2失点にまとめ、来日初勝利を挙げた。

メッセンジャーは同年5勝を挙げ、自信を深めた。そして19年までの実働10年で、実に98勝を挙げる活躍を見せた。

今季のビーズリーはファームで3試合に登板し、うち2試合に先発。計9イニングを投げ無失点、被安打1と圧巻の投球を続けてきた。球史に残る名助っ人となったメッセンジャーの、成功物語に続くことができるか。

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