最下位の西武が連敗を7で止めた。11得点は今季チーム最多。交流戦も6勝12敗と苦しんだものの、最終戦は白星で終えた。

この日は初回、遊撃の名手、源田壮亮内野手(30)がまさかの2失策をし、いきなりの3失点。打線もプロ初先発の広島河野に3回まで無安打で、連敗中の重い空気が漂った。

流れが変わったのは試合中盤。4回、長谷川信哉内野手(21)の4号2ランで1点差に迫ると、5回には三塁打の源田が鈴木将平外野手(25)犠飛で生還し、同点に。その後、渡部健人内野手(24)の2号2ランで勝ち越した。7回には外崎修汰内野手(30)も9号2ランを、9回には岸潤一郎外野手(26)も1号2ランを放った。

先発の平良海馬投手(23)は「スイッチが入りました」という2回以降は安定し、7回まで6安打11奪三振3失点で投げ、今季5勝目を挙げた。6回時点で100球を超えていたものの続投を志願。試合中、球団広報を通じ「捕手の古市がうまくリードしてくれましたし、気持ちよく投げることができました」と振り返った。

【スコア】プロ野球スコア速報>>