中日高橋宏斗投手(20)が旧友を封じての巨人戦初勝利に意欲を示した。3日、ナゴヤ球場で先発投手練習に参加。5日に予定される巨人戦(バンテリンドーム)登板に向けて28球の投球練習を行った右腕は「僕になったら出てくるバッターがいるので打たれないように頑張りたい」と意気込んだ。

「僕になったら出てくるバッター」とは中京大中京のチームメートだった中山礼都内野手(21)。「1人の調子のいいバッターだと見ている。しっかり対策練って、足もあるので塁に出さないようにしたい」と高校時代の仲間を要注意人物に定めた。

対巨人は昨季4戦1敗。今季はここまで3度先発して2敗とまだ勝ち星がない。前回登板の6月28日阪神戦(甲子園)は勝敗はつかなかったが7回2失点の好投。「(巨人には)まだ勝てていない。しっかり勝ちたい。調子は落としていないので維持していきたい」。防御率1・95と好調キープの手応えを持つ右腕が旧友封じでG戦初星を狙う。

【関連記事】中日ニュース一覧