阪神が、3位広島に完封勝ちした。

右肋骨(ろっこつ)骨折のため離脱した近本光司外野手(28)の代役として「1番・中堅」に入った島田海吏外野手(27)が、1回に広島森下から右翼へ先頭打者本塁打。島田はプロ6年目でこれが初本塁打だった。投げては先発の大竹耕太郎投手(28)が、5安打無失点でプロ初完封勝利で今季7勝目を挙げた。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

-完封の大竹は申し分ない

「まあ球数もなあ、最後(9回表の)打席まわしたけど、完封ゆうのがな。それに逆らわんといったよ。もう三振して、ツーアウトやったら三振してな。ランナーおったらバントさせとったけど」

-毎回だが、四球を出さない

「今日のは初回、スリーボール、ならんかったしな。あんまり。(球数も)100ちょい(105球)やろ。ちょうどよかったよな」

-7回1死一、二塁のピンチも落ち着いて

「いや、(田中は)セーフティー(バント)や、言うてんのに。(一塁手の)大山、出過ぎたからな。もう見え見えのセーフティーやったから」

-デビッドソンを遊飛に打ち取った後に安藤コーチがマウンドへ

「いや、(捕手の)坂本が呼びよったんよ」

-内容は言えない

「それは知らん。オレは行ってないから」

-大竹は広島をずっと抑えている。バッテリーで工夫して

「そら向こうもなあ、何回もやられてるわけやから、2回やられたんか、これ3回目やもんなあ、そら対策練ってると思うけど、円陣組んどったけどなあ、でもあんだけコントロールよくな、コース、コース低め投げれたらなあ、それほど、そら連打浴びんからな」

-3回の攻撃は1点を取って、2、3点取れた。

「いやいや、もうなあ、あそこの打順的にも任すしかない打順やったからなあ。あそこで1本出とったらもっと楽やったけどなあ」

-1番島田は初回に勢いづけるホームラン。

「いやいや、オレ初ホームランて知らんかったわ。知らんかった。打ってるもんと思ってたけど、今のヒーローインタビューまで知らんかったよ、初ホームランは」

-驚いたか

「まあ、近本がいてない分、昨日の時点でもう(この日も1番・中堅は)島田いこうと。内容良かったからねえ、昨日も。バッティングの内容も悪くないし、あんまり打順いじるのも嫌やからな。だから、木浪も定位置(8番)の方がええわ。中野もそうやけどな、ずっとあの打順でやってたからな」

(去り際に)

「あとはもう大竹でええやろ」

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