ロッテの石川慎吾外野手(30)が16年まで5年間在籍した古巣日本ハムとの対戦に気持ちを高めた。

7日は北海道に航空機で移動。札幌ドームは思い出があるが、新球場エスコンフィールドは初舞台となる。「楽しみですね。すごく。球界を代表する松本(剛)と上沢(直之)は、本当の家族のような付き合いをしているので、そこと再会出来ることも1つの楽しみではあります」。11年ドラフト高卒同期への思いもはせた。

予告先発が発表され、8日の日本ハム戦で早速、上沢直之投手(29)と直接対決する可能性も出てきた。「いざプレーボールがかかればね。やっぱりやっつけるんだという気持ちでやらないといけない」。2軍のイースタン・リーグでは18年3月22日に1度対戦があり、投ゴロに抑えられたが、1軍では初対戦だ。

今月3日に小沼健太投手とのトレードで巨人から移籍したばかり。4日に1軍合流し、東京ドーム開催だった6日の西武戦では「シンゴ」コールの中、代打で中前に初打席初安打を放った。「ロッテファンの偉大さ、寛大さがありがたかったです。ロッテのために貢献するだけ」。試合前の円陣を3日連続で任されるなど盛り上げ役としても貢献中。加入後は無傷の3連勝と勢いづけた“元気印”が、思い出深い北の大地でスタメンデビューとなるか。【鎌田直秀】

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