大谷翔平もびっくり? 阪神西純矢投手(21)が投打「二刀流」の活躍で、試合の主導権を握った。

投げては6回2失点。打っては6回に1点リードを奪った直後の2死満塁で、右越えに走者一掃の適時二塁打を放った。二塁ベース上ではド派手にガッツポーズ。大きくほえてみせた。1試合3打点は自己最多となった。

「野手の皆さんに助けてもらいながら、なんとか6回まで投げ切ることができました。ただ、内容的にはまだまだ改善できる部分があると思っているので、しっかり今日の反省を次回以降に生かしていければと思います。(6回のタイムリーは)前の打席で打てずに悔しかったので、絶対に打ちたいと思ってスイングしました」とコメントした。

打撃にも定評のある西純は、これが今季4本目の安打で、適時打は2本目だ。プロ通算10本目の安打に対し、犠打は通算2回。球数が90球に達していても、代打は送られなかった。攻撃的な9番打者が岡田監督の期待に応えた。

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