体調不良により「特例2023」の対象選手として出場選手登録を抹消されている阪神石井大智投手(26)が、実戦復帰後2度目の登板を果たした。

4回から2番手で登板。先頭の鵜飼を148キロで空振り三振。続く村松も内角を突く148キロで見逃し三振に仕留めた。最後は122キロの変化球で三好を投ゴロに仕留め、3者凡退で終わらせた。

「前の試合はヒット3本打たれてしまっているので、その時も悪い球とかではなかったんですけど。ちょっと投げ切れてなかったりとかあったので、前回よりもよかった」とうなずいた

前回1日の2軍中日戦(ナゴヤ)は1回無失点ながら、3安打を浴び満塁のピンチをつくっていた。この日は危なげない投球で復活を証明。最速は148キロで、力強く11球を投げ込んだ。

今季は勝ちパターンの一角を任されるなど24試合で防御率1・09。1軍復帰へ向けアピールした。