阪神岡田監督の起用に、助っ人がなんとか応えてみせた。

1点リードの8回に送り出したのは、これまでビハインドの展開で投げることが多かったカイル・ケラー投手(30)だった。

先頭宮崎に右前打を浴びると暴投、四球で無死一、二塁のピンチをつくった。ソトの中飛で二塁走者がタッチアップし1死一、三塁。ここから代打蝦名を空振り三振、7番大和を中飛に仕留めた。

150キロ超の速球で押し、しびれる場面をゼロで抑えた。これで8試合連続無失点。前夜は4点リードの8回に登板しており、2試合連続で「8回の男」を全うした。ヒヤヒヤだったが、9回にバトンをつないだ。

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