左手小指と右膝の負傷で離脱し2軍調整していた日本ハム矢沢宏太投手(23)が、6月5日以来約2カ月ぶりに1軍に合流した。練習開始前のリラックスした表情から、徐々に引き締まった表情に変わり「1勝でも多く出来るように。その1勝に少しでも貢献出来るようにやっていきたい」と意気込んだ

2日が23歳の誕生日。当日は2軍施設の鎌ケ谷で調整していたが、この日の練習前、エスコンフィールドのロッカーの扉を開けると、真新しいTシャツが入っていた。「最初にロッカールーム入ったときに伏見さんにあいさつしたら『おー、よろしくー』って。で、ロッカー開けたら入っていて。もう1回あいさつしました」。先輩捕手からのサプライズプレゼントに「やっぱりうれしいですね」と笑顔で話した。

まずは野手でのプレーがメインになるが「打つこと守ること走ること。全部出来ないとレギュラーは取れない。レギュラー目指して頑張っていきたい」。翌日9日は語呂合わせで“野球の日”と呼ばれる。「野球は打つのも投げるのも走るのも、ベンチでいろいろ勉強しているのも、すべて楽しい」。大好きな野球が目いっぱい出来る現状を、喜んでいた。

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