主砲の1発が仲間を歓喜させ、涙を流させた。

DeNA牧秀悟内野手(25)が、1点を追いかける9回1死一塁から値千金の逆転19号2ランをマーク。ベンチを飛び出し、喜びを爆発させるナインの裏で、8回2失点の好投が報われた先発東は、試合中にベンチで号泣した。試合後、ヒーローインタビューで知らされた牧は「マジですか」と驚きながら「打てて良かったですし、喜んでくれて良かったです」と話した。

一時同点の足掛かりを作ったのも、牧だった。1点ビハインドの7回1死、巨人横川から二塁打で出塁。ソトの適時打で本塁に生還した。7試合連続安打で、ここ5戦で10打点の荒稼ぎ。72打点でリーグトップに並んだ。守備では8回、長野に痛打された東に駆け寄り、切り替えるように言葉を掛けた。打った直後、試合後ともに「ありがとう」と感謝され「勝ちをつけることができていなかったので、本当に良かった」と安堵(あんど)した。

三浦監督は「これぞ、4番という仕事をしてくれた」と牧の1発を称賛しながら、東が流した涙に“チーム”を感じた。「東の好投に牧が応えて、みんなでカバーしてね。チームですからね。苦しい時があれば守ってやればいいし、打たれたら打ち返してやればいい。そのチームワークに感動して、泣いてたんじゃないでしょうか」。2年前のスローガン「横浜一心」を体現し、今季5度目の4連勝で4位巨人との差を3ゲームに広げた。【久保賢吾】

 

▽DeNAソト(7回に一時同点の適時打)「(5回に)自分のエラーから失点してしまったので、何とか取り返したいと思い打席へ向かった」

【動画】レフトはただ見上げるのみ…DeNA牧秀悟特大の逆転2ラン 先発東はベンチで涙浮かべ