6連敗中の広島が本拠地に阪神を迎えて3連戦に臨む。

7月27日には首位に立ちながら、その後は3勝9敗3分けで首位阪神とのゲーム差が8にまで広がった。15日に敗れれば、マジックナンバーの点灯を許す。前回登板から中8日と間隔を空けて、初戦を託された大瀬良大地投手(32)は「先を見ても、後ろを振り返っても仕方がないので、まずは明日みんなでとれるようにやっていきたい」と表情を引き締める。6回4失点で敗れた前回対戦の7月30日以来の再戦。大型連敗とともに悪い流れを断ち切りたい。

後半戦前、8月中旬をペナントレースの勝負どころと見ていた新井監督は13日の中日戦後も「踏ん張りどころだと思うし、みんな踏ん張ってやってくれている。そこを結果に結びつけるのが私の仕事なので、また明日しっかり考えて、整理して、明後日の試合に備えたい」と落ち着いていた。2戦目以降は今季阪神戦防御率1・59の九里、同1・29の床田をぶつける。

▽広島床田 (イニングの)先頭を取れるように。大山、森下を得点圏で回さないようにしたい。前回(登板では)初回にやられているので、立ち上がりをしっかりできたら。

▽広島九里 チームが勝てるような投球をすることに変わりはない。長打を打てる打者もいますが、変に気をつけ過ぎず、まずは回の先頭打者をしっかりと抑えていければ。

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