楽天島内宏明外野手(33)が復活の5号ソロを放ったが、空砲となった。4点を追う7回1死、西武今井の高めへの直球を捉えて右翼席へ運んだ。

昨年の最多安打タイトルホルダーも、今季は開幕から不振で7月6日に2軍へ合流。ファームで調整を重ね、8月11日に再登録された。この日は「6番左翼」でフル出場。スタメンは7月2日以来で、これが再昇格後初安打、本塁打は6月30日以来だった。「全然打ててなかったんで、久々のスタメンで1本出て、とりあえずよかったなと思います」と話した。

チームとしては西武今井に今季5戦5敗。試合前、石井監督は「今回は打ち勝ちたい」と意気込んでいたが、9回を1点に封じられた。島内のソロは今井から16イニングぶりの得点で、自責点は今季初となった。

 

▽楽天辛島(通算1000投球回を達成も、4回4失点で5敗目)「やってしまいました。(2死からの失点で)もったいなかったです。調子自体はそんなに悪くなかった」

▼通算1000投球回=辛島(楽天) 16日の西武19回戦(ベルーナドーム)の4回、佐藤龍を遊ゴロに仕留めて達成。プロ野球365人目。楽天では田中将1733回、則本1683回2/3、岩隈1001回2/3に次いで4人目。初投球回は09年8月13日のソフトバンク17回戦(Kスタ宮城)。

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