広島がベンチ入りメンバー全員を使う総力戦で引き分けた。

1点を追った8回、堂林がバットを折りながら「気持ちで持っていった」と中前に落とす執念の同点打。4月30日巨人戦以来の1軍登板のアドゥワが、投手陣の最後として11、12回を無失点で締めた。阪神と7ゲーム差に詰め、新井監督は「最後まで諦めない、絶対に勝つというみんなの頑張りを非常に感じた試合だった」とねぎらった。

▼広島アドゥワ(延長11回から登板し、2イニングを無失点)「どの場面でもやることは一緒なので、自分の球を投げることだけを考えていた。結果がすべてなのでゼロで抑えられてよかった」

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