主軸不在が響き、広島が最下位中日にゼロ封負けを喫した。

6カードぶり負け越しで追走する虎の尻尾も遠のいた。前日2日中日戦で右脇腹の張りを訴えて途中交代した西川は練習にも姿を見せず、ベンチ入りからも外れた。秋山、マクブルームとともに、今季序盤の中軸3人が初めて同時に先発を外れる緊急事態。代わって4番に入った松山が、6回までの3打席すべて得点圏で凡退と、ブレーキとなった。先発柳を攻略できず、7回1死三塁も、2番手フェリスの前に代打坂倉、末包が連続三振に倒れた。

8月31日から移動試合が2試合続き、さらに2戦連続デーゲームとタイトな4試合を1勝3敗で終えた。セットアッパー島内も2戦連続失点と、現有戦力にも疲労の色が見える。新井監督は「全員で(戦う)。そこは変わらず。自分たちは目の前の1戦1戦、勝っていくしかない」と一丸で難局を乗り越える構えだ。

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