巨人がイースタン・リーグヤクルト戦で、大勢投手(24)と井上温大投手(22)の2投手による「ノーヒットノーラン」を達成した。

打線が1回に中田翔と香月の適時打で挙げた2点を守り切った。

先発の大勢は右上肢のコンディション不良から約2カ月半ぶりの復帰登板。最速157キロを計測した直球を軸に1イニングを無安打2奪三振の投球だった。投球を振り返り「空振りは取れていたので、ストレートは良かった。何も(痛みや違和感)を感じることなく野球ができるのはほんと素直にうれしいです」と手応えと喜びを口にした。

2番手の井上は2回からマウンドへ。140キロ台の直球と変化球を低めに集め、無安打10奪三振3四死球の好投を見せた。3日DeNA戦(横浜)では1回0/3を6安打2四死球で7失点。4日に出場選手登録を抹消された。「球が高めに浮いていた」と反省を生かし、積み重ねた24個のアウトのうち外野に飛んだ打球はわずか2つだった。自らが8イニングを投じ達成した継投でのノーヒットノーランに「良い結果として出たのはうれしい。内容も大事だと思うのでそういうところも意識してやっていきたい」と納得の表情だった。

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